ぶたのいでつくられたしきゅうのなかに
あくまのくにのたおうじがやどる
へどろのたいえきにからだをうかべ
うまれいずるくにをあなからみてる
ああ、いままさにわれらが
あたらしきあるじのうぶごえがきこえる
なまりをとかしたうぶゆにづかり
しょうじょのいきちをむさぼりのむ
どくろのしせいがせなかでうずき
いばらのゆりかごがからだをさす
ああ、ちみどろになりながら
あたらしきあるじのたたかいがはじまる
よるのしじまかがみねむり
あたらしきじごくのじだいがはじまる
ああ、おおいなるまじんよ
われらがあるじに
しゅくふくをあたえよ