Hajimari No Uta [Babel]

たくすたましいよ
つなぐたましいよ
てんをはばたくひかり
ゆみにつがえよう

なんおくのあいをかさね
われらはときをかさねて
げんしょうのこどうのうたへと
われらはいまかえる

つむぐたましいよ
うでにくつまれて
たいようのようにつよく
つきのようにやさしく

わきたつみらい
ものがたりはおわりへ
そしてまたさくのだろう

きせきはやがてれきしへと
ほこりきらめくだろう

なんおくのあいをかさね
われらはときをかさねて
きせきはやがてれきしへと
ほこりきらめくだろう

ひびき
なりわたる
おとを
かなでよう
ひとりきりの
うたでは
しらべには
とおく

はじまりのバベルとは
それはただのかぜだった
ほしのうぶごえがかわした
さびしさのpronoun