こうかいはしないぜ
ほんとうにしないね
たいせつなみらいへの
かいだんがくずれていく
まっくらなへやで
きづけばひとり
ひらかないドアを
ひたすらたたいて
なにもなんだっけ
ぼくににたぼくがそばで
わらって
いろとりどりのふうけいも
きみがのこしたことばも
なんだかゆがんでみえてしまうんだ
だれでもいいよおしえて
いたい いたい いたいや
わけもわからずあふれたなみだのわけは
だいたんなちかいも
そうだいなけついも
さいていなうずのなか
のみこまれていった
だれだってとうめいだったころがあるよ
あのころのようにっていろかさねた
ああいろをかさねた
こわれたせかいのびょうしんは
とまったままうんもすんもいわなくて
ならまたあたらしいじかんのさきへ
すすむためのいっぽをふみだせたらいいよな
いろとりどりのふうけいが
きみがのこしたことばが
ぼくをとらえてはなしてくれないんだ
のどの奥につまっていた
いたい いたい いたいや
まっくらなへやのなか
ドアのかぎがひらいた
これからさきのけしきは
じぶんしだいだ