しまってたがっこうのげーと
ふたりでそっとのりこえて
だれもいないしょうこうぐち
ひがくれていくのをまっていた
きみとぼくのとくべつななつやすみ
ともだちよりもっとちかく
よりそうきせつ
おくじょうから
はなびはおわらない
ぼくらのこいのように
てらされたそのよこがお
いとしくて
いとしくて
あのそらくらくなって
せいじゃくおとずれても
こころにうちあがった
きみのはなびおわらない
いちまいのうちわのなかで
やさしいかぜをかんじてた
きみのかみがぼくのかたで
そっとゆれてるのがしあわせだ
みおろしてるこのまちのどこかから
いっぴきだけせみがなく
こんやはきっと
ああねったいや
はなびはおわらない
なつがとおりすぎても
はじまったこいはつづく
せつなくて
せつなくて
よこがおみてるだけで
うれしくなってくる
ひとみにうつるきみと
きょうのはなびはおわらない
どどんというあのおとがひびくたび
ほしのなかにさいたはな
きみとみたこと
わすれない
はなびはおわらない
ぼくらのこいのように
てらされたそのよこがお
いとしくて
いとしくて
あのそらくらくなって
せいじゃくおとずれても
こころにうちあがった
きみのはなびなりひびく
まだおわらない




























