ともだちにもらったことばのナイフを
きょうもぼくはあたまのなかでにぎっている
そらたかいくもをにらんだきみの
いえのちかくのすいへいせんがうねっている
ねがいがねがいのままおわるなんていやだな
でもぼくはそれをかんじながらいきていくんだろう
そんなふうにねがいりをうつこのぼくに
あいいろのせかいがほほえむ
あのこがいってたかんじょうのきょうきも
きょうもぼくはわすれられぬまま
はしっている
しらないことをしらないままでおわらせる
まいにちにちゅうしょうてきなノイズがといかける
ねがいがねがいのままおわるなんていやだな
でもぼくはそれをかんじながらいきていくんだろう
そんなふうにねがいりをうつこのぼくに
あいいろのせかいがぼくのせなかをつよくさす