はれわたるそらに
りょうてをのばせたこどものころ
いつしかこのてじゃ
とどかないきょりだとあきらめてた
だれかのせなかばかりおいかけたぼくは
てにいれたものが
そっと、にせものにみえた
どんなにあるいてもたどりつけないばしょがあって
おもいえがいたじぶんのすがたひていして
なきさけぶようにねがいをこめていのるように
かれはてたこえをむげんのそらへときはなつんだ
こみあげるしょうしょうかん
にげることさえもゆるされない
しばられたれっとうかん
くらべられるたびにきずついてた
だれかのしせんばかりきにしてたぼくが
すてるべきものは
きっと、おくびょうなじぶん
とざされたドアのかぎをさがしつづけるけど
ただしいこたえをみつけだせずにつまずいて
きがつけばいつかこころのおくにまよいこんで
ひざをかかえてこどくなそらをながめていた
in the limited sky
かぎりあるこのそらにむげんのゆめえがいて
なくしたものをいつかとりもどすそのひまで
どこまであるけばたどりつけるかわからなくて
それでもいいさ’とじぶんのよわさこうていして
あのころのようにながれるくもにてをのばして
かれはてたこえをむげんのそらへときはなつんだ
in the limited sky