ひはおちながいかげのはて しきつめてよるはくる もりをほんやりうつしてる たてにくびをふりつづけている やみをみつめうごこうとしない やぎはやがてかぜにゆれている あしもとからくさにおおわれ あるひつぶやくきになる みどりきえるひがちかい はじまるあついよあけ つちにはひびわれかれだを すなぼこりとくちぶえがわたる ちへいせんはつづけてせきこみ やぎはやがてごろごろころがり ゆくえしらずつかまるまでわ やぎはそのえだをたべた