Utsukushii Namae

泣きたいときほど 涙は出なくて
唇乾く真白い夜
体中に口を たくさんつけて
そうか ちょっと疲れて 眠てるんだね

世界で一番悲しい答えと
悲しくなれる相手 まっくろい影

かすれそうな声で 名前を呼んだ
ふいにぞっとするほど虚しく響いた

Ah 時計の針を戻す魔法があれば
Ah この無力な両手を 切り落とすのに

世界は二人のために
回り続けているよ

世界に二人ぼっちで
鼓動が聞こえるくらいに

かすかにこの手を 撫でた指先
小さなサインに敏感になる
こんな風に君の心の音に
耳をずっと澄まして過ごせばよかった

Ah 想いを隠したまま 笑っていたね
Ah 知らないふりをしてた 僕への罰だ

世界は二人のために
回り続けているよ
離れてしまわぬように
呼吸もできないくらいに

何度だって呼ぶよ
君のその名前を
だから目を覚ましておくれよ
今頃気づいたんだ
君のその名前が
とても美しいと言うこと

世界は二人のために
回り続けているよ

世界に二人ぼっちで
鼓動が聞こえるくらいに

世界は二人のために
回り続けているよ
離れてしまわぬように
呼吸もできないくらいに

何度だって呼ぶよ
君のその名前を
だから目を覚ましておくれよ
今頃気づいたんだ
君のその名前が
とても美しいと言うこと