きおくのなかのきおく
きずしかのこせないかわいたみち
たたかうだけのかこが
ものくろにやける
なんどとなくうかんでまたきえる
あのにぶいゆめをふりほどきたい
だからいつも
そうやけるようなくろいやみをきる
すてられないさだめをしんじて
ただひとつだけのほしになるために
ねがうきもちもいのることばもすてて
こどくのはてのこどく
みえないてきにむけふりまわした
とまったままのうでじゃ
なにもかわらない
きずつけてもすべてをこわしても
もうきめたことさふりかえらない
だからいつも
そうもえるようなかぜをみだれうつ
うめられないこたえをわすれて
ただひとつだけのみちをゆくために
にぎるこぶしをこのざんこうにかえて
はてしなくふりかえるこのらせん
ゆるがないまもるちから
あのちかいかわることなくいまも
むねにあるぜ
さあそらのようにひらくみちをゆけ
こえられないせかいはないだろう
まだきずついてるひまがあるのなら
いまよりもっとひかりよりはやく
やけるようなやみをうちくだけ
じぶんだけのさだめをしんじて
ただひとつだけのほしになるために
おれのすべてをこのざんこうにかえて