Anemone no Yume

ゆらゆらゆれるふたいうみのそこで
あざやかおどるあねもねのはな
たしかにはびくおとにみにすましった
うまれたあわのなかゆめをみる

tick tack tack tick tackおわってくの
なにも知らないまま
とどきそうでとどかない
このてをのばしても

しずかなよるおちるちきのひかり
しんぱいしないもようてらしてくれる
わたしのゆれるてにやさしくふれた
じゆうにおよぶあなたにこいをした

tick tack tack tick tackおわってくの
だれもしらないまま
つかめそうでつかめない
このてをのばしても

ゆめのなかったはじゆうにおよげるよ

tick tack tack tick tackおわらない
ふたりだけのうちゅうは
だれにもじゃまされないの
えいえんはにとざされたせかいで

ふたりはそのてをつないだ