ああ きづけばずいぶんとながくあわないでいるね
もうきみのえがおもなきがおもわすれてしまった
ゆびさきがきみのなまえをみつけだしてかがやかせるから
おもいだせないこえがききたくてみみもとによせた
ふとみあげればそらはたかくて
いまならないねいろ(おと)ひとりきりうたう
よるがすぎてもはるになっても
そう わたしのじかんだけがとまったままで
ああ たちこめたはいろのくもおもたくかんじて
そう いそぎかえるひとのなかたちつくしたまま
いつしかふりだしたあめが
あの日とおなじけしきをつくる
おもいでぜんぶとじこめていたこはくがひらいた
なるはずのないあのオルゴール
まだけせないまままちつづけている
あめがすぎてもくもがはれても
そう わたしはここにいるのいまもひとりで
ふたりをわかつあめはやまずに
ただほおをつたうなみだをかくして
あしたになればあのオルゴール
またゆっくりととじるのむねのおくで