しずかな しずかな もりのおくで
かすかに きらめく ふるびたかがみに
ちいさく ちいさく ふれたぼくは
きみのばしょ そのせかい ぼくとおなじけしき
きみのばしょ おなじそら ただわたしだけそこにいない
ふたりをわかつ このかがみの
むこうがわ おなじばしょ ぼくらうたう
つたえて つたえて このうたごえ
きかせて きかせて きみのおと
いつかは いつかは とどくよねと
いまもこうして うたっています
えいえん とわとか しんじてないから
いつかは いつかは かがみがこわれて
きみへと きみへと あえるように
いまもしんじて うたっています
きみのばしょ そのせかい いつもとおなじけしき
きみのばしょ きみのかお つかれはてしずむそのひとみ
ふたりをわかつ かがみのそばの
ぼくらのうたごえ しだいにかすれゆく
えいえん とわとか しんじてないけど
きこえた きみのおと とおききおくだけ
いつかは いつかは とどくよねと
いつまでしんじうたえるでしょうか
きみへと きみへと このうたごえ
とどいて とどけて とまりゆくまえに
いつかは いつかは とどくよねと
いつまでぼくらうたえるでしょうか
いつもの いつもの おとのなかに
きこえた きがした きみの うたごえ
いつかは いつかは ゆめみたこと
かがみにひびが はいっていました