あさぎりを まとうみどり
こだまする はつね
はれることなく かすんで
ひんやりと ふれる
きりにかくされた みちを
さまよって どこへ
みちしるべなく かたむいた
ゆうぎりのたびじ
ゆくさきは かすみつづける つまづいて きょうに
ずっといたみと たちつくして いても
このうただけは とぎれずに きりをこえて とどいて
はるか かなた
めぐるきせつの きりまに
ささやいた はつね
そらにむけなく そのこえは
きりにとけ きえた
ゆくさきを あせるほど かすみうすれる ことば
やっとさけんだ こえは とどかなくて
いずれまぎれて きえるなら きりにとけ いまだけを
とおく うたう
よぎりに とけるこえ はるか きりはつね
とおい あす きりの かなた
ゆくさきに きりのはれまが ひろがって いても
きっとふあんを かかえながら あるく
みずつくたびに ふみだして あすはまだ とおくても
いまは まえへ
ゆくさきは かすみつづける つまづいて きょうに
ずっといたみと たちつくして いても
このうただけは とぎれずに きりをこえて とどいて
はるかかなた
きりに ひびく はつね