ひとりきりそれがあたりまえのことで
このさきもそうだと思ってた
ころがってくりんごおいかけてくあのこ
いけないいけないぼくがきずつくだけ
くろいかげがわらう
きみがぼくにわらいかけるそれはまるでうそのような
あかいかじつうけとるみぎてにねつがつたわる
かげをつれてあるくぼくのめになみだ
きみがわらうだけでおなじものになれるきがした
かげがつよくなったのはいつから
いけないいけないかんがえたくもない
ぼくのかげがわらう
きみがぼくにわらいかけるひごとむねがくるしくなる
ひかりあびたぼくはさらにおおきなかげをつくる
かげをつれてあるくぼくのめになみだ
きみがわらうだけでおなじだなんてばかなもうそう
なにもかもわすれてそのおとをけして
きみがわらうたびにぼくはみにくいかげをよぶ
どうしようもないもどせないいやせやしない
もうぼくのてでだきしめてこわして
おわる