くろのくもまにのぞきこむひかり
みずたまりうまれて
ゆうだちさっていくころ
くうきとうれいっしょにさらう
ざらざらのそこを
ふきとりつつんで
そっとみずにながす
いまあなたこいしい
だからこのからだは
こんなにもやさしく
なれるのでしょう
いまなつかぜさらり
そだつはをゆらして
このみもほらゆらり
わたしせつない
かぜをあつめたこのながいかみが
かたくむすばれて
むかしのふたりみたいに
そうかんたんにはほどけなくて
しぼむひまわりの
りんかくなぞれば
まだわらってくれる
いまあきかぜするり
あいをささやくこえ
きこえないふりして
もういちどせがむ
こおりのようなこい
のうにどとしないと
だからやさしいこえに
ひかれたのかな
いまはるかぜふわり
すそもひらりおどる
ちくちくしたとげが
はるさめにまう
またなつのひじわりすぐそこにちかづく
こんなひあのひとを
おもいだすでしょう
ゆびさきからほろり
ひとつこいのしらべ
こぼれておわるころ
あなたこいしい