あたしはかぞくをうしなったとちをすて
ひとりうみへ
いっそうのふねをかってにかりてこぎだした
なみがあれしぬかとおもった
きがつけばかいぞくせんのうえで
ぎしゅうをかざすかいぞくが
"あんなふねじゃじさつこういだ
うみもくるってきてる
なんならりくまでおくろう\"
いやだ!あんないまわしいばしょなど
にどとかえるもんか
ここではたらかせて
くれませんでしょうか
かいぞくせんはどんななみにもまけない
ゆるがない
そのちゅうぼうでしょくじがかりをまかされた
なんにんいるんだ
どれだけつくればれんちゅうは
おなかがふくれるのか
ぎしゅうをめでるかいぞくはかいぞくだんのかしらで
みんなにしたわれていた
かいぞくなんてなんって
かっこうだけつけてるやさしいひと
あたしもよくかわいがられた
でもやつらはふねをみつけると
ようしゃなくおそいはじめたんだ
かえりちあびたやつらが
しょくりょうかかえもどってきた
なかまになれたとおもってたのに
なきながら
そうだしつにかけこみ
かじとりふねをはしらせた
いわかべにむけ
ぎしゅうのつめたいてのひらが
あたしのほほをたたいていた
"いきるためのぎせいだ\"
でもそれじゃふこうへいだ
よわいものいじめだというと
"じゃあこれでどうだ\"と
ふくをぬぎすてた
そのからだのはんぶんはぼろぼろのてつで
できてた
"おれもよわいものだ
なあこれからはひとりで
やってこうとおもうんだが
このさまだ... ずれがひつようだ
ちょうどいい
おまえがついてきてくれないか\"
ふたりをのせたちいさめのふねが
ゆっくりおきへとすすんでく
あさのひかりへと